Drone
ドローン事業-正確性について
Accuracy
ドローン事業-正確性について
農薬散布前の測定前の課題
ドローン写真撮影は従来から「撮影した写真の位置情報が不正確である」という問題を抱えていました。
撮影した写真の位置情報が不正確なため、農薬を適切に散布することも困難でした。
この問題を解決するために、弊社では新たに【DJI Phantom4RTK】を導入致しました。
【DJI Phantom4RTK】は正確な位置情報が得られる持ち運びに優れたドローンです。
このドローンを導入することにより、地上にGPS対空標識が置けない現場でも、数センチ単位の高精度な3D・2Dマップの作成が可能となります。
農業関係者は農業用ドローンを活用し、自動操縦アプリでの自動散布によるスマート農業に期待を寄せています。
弊社ではまず自動散布を行う前提となる地形データを【DJI Phantom4RTK】で写真撮影し、3次元モデリングを作成します。
【DJI Phantom4RTK】であれば、約10分で20haの農地地形データを取得可能です。
導入する専用ソフトウェアのDJI TERRAで3次元地形データを作成し、農業用ドローン【DJI AGRAS T30】にSDカードでデータを読み込ませれば、地形の高低差や緯度・経度を正確に把握し、自動散布が可能になります。
農薬散布後の生育確認にも対応
太陽光や照明の光、また、その光が農作物や物体などに当たり、返ってくる光のことをマルチスペクトルと呼びます。
人の目で見える可視光線の波長帯の電磁波だけでなく、紫外線や赤外線、遠赤外線などが該当し、人の目で見えない不可視光線の波長帯の電磁波も記録されます。
このスペクトルを観測することで農作物(植物)の生育状況を調べることが可能となる技術です。
PHANTOM4MULTISPECTRALは、作物の健康状態を把握し、植生管理に対応したRGB(可視光カメラ)とブルー・グリーン・レッド・レッドエッジ・近赤外線帯域の5台のマルチスペクトルカメラアレイで情報を収集します。
ドローン上部に結合されているスペクトル日照センサーが太陽放射照度を捉えることにより、1日の異なる時間帯でのデータ収集の精度を向上させます。
計測データを肥料・農薬散布ドローン(DJI AGRAS T30)に投影すれば、必要な箇所にピンポイントで散布することが可能です。
P4Rで地形データを、P4Mで生育・環境モニタリングデータを収集し、散布用ドローンにデータを投影することによりスマート農業を実現します。
PHANTOM4MULTISPECTRALで取得したデータは専用のソフトウェアのPix4DfieldsでNDVIマップを作成すことにより、DJI AGRAS T30の農薬・肥料散布を最適化し、収穫量の向上を可能とします。
Contact
お問い合わせ
福岡県・佐賀県でドローンを用いた農薬散布、塗装、洗浄及びビニールハウス・ビニール製車庫・倉庫の設計・施工は株式会社 KENMIへお任せください!
お電話での受付時間:8:00~18:00(月〜土)